この記事でわかる事
在住者が紹介するシンガポール。今回紹介するのは「シンガポールB級観光スポット」として有名な「Haw Par Villa（ハウパーヴィラ）」です。
この記事は下記のような方におすすめの内容となっています。
- シンガポール観光の予定がある
- シンガポールには数回訪問した事があり珍しい観光地に行ってみたい
- シンガポール在住者の方でシンガポールに飽きて来た
- マイナー観光地に興味がある
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「Haw Par Villa（ハウパーヴィラ）」基本情報
「Haw Par Villa（ハウパーヴィラ）」は1937年にタイガーバーム（シンガポールや東南アジアで現在も販売される医薬品）の創始者である胡兄弟によってつくられました。
公園の入り口には胡兄弟の名前を記した石碑が建っています。Haw Parは兄弟の名前が由来です。
園内には中国民話や中国民間伝承「十大地獄」を模した造形が多く展示されています。その異様な様子に誰もが驚き、そして恐怖すら感じるかもしれません。
胡兄弟が中国文化の厳しい道徳を人々に伝えるためにつくったこのHaw Par Villa（ハウパーヴィラ）は今でも多くの地元シンガポーリアンや観光客を魅了しています。
アクセス
MRT（シンガポールの地下鉄）Circle Line、Haw Par Villa駅下車すぐ。
詳細は下記ホームページをご覧ください。（英語のみ）
写真とともにHaw Par Villa（ハウパーヴィラ）を紹介
それではさっそく紹介してまいりましょう。
こちらがハウパービラの入り口です。この不気味なおじいさんの手招きを受けていざ入場しましょう。
この立派な鳥居のようなゲートをくぐるとそこは異様な世界。。。
さっそくパンダたちが出迎えてくれます。あれっ、パンダってこんなに不気味でしたっけ？
誰もが大好きなあのパンダをこんなにも不気味につくるなんてある意味才能です。
木々にとまる鳥達もなんだか不気味な色合いです。
海戦の様子を表しているようですが見たこともない不思議な生き物たちがたくさんいて、もうめっちゃくちゃ。
これは猿山のようですがとにかくおどろおどろしい。
うわー出たー!! タニシのような貝から女性が。タニシ人間でしょうか。
こちらでは人魚たちが戯れています。
しかしなぜこうなった？そして目が笑っていなくておそろしい。
出ました、カニ人間です。このカニ人間、ここhaw-par-villa（ハウパーヴィラ）を代表する存在で園内のお土産屋ではカニ人間グッズを購入する事も出来ます。
これは昔の香港の街の様子だそうです。貧富の差を表しているのでしょうか。
孫悟空の物語を表した造形もありました。
タイガーバームをもって宣伝するトラの人形も。なんでこんなに目がすわっているのだろう。細い首と無表情な顔。とにかく怖い。
公園に入るだけなら無料なのですが、園内の「Hell’s Museum」に入るには大人20SGD（シンガポールドル）子供10SGDかかります。
このHell’s Museumは中国民間伝承「十大地獄」（Ten Courts of Hell・地獄の10の法廷）を表現しています。
かなり衝撃的な内容なので小学生以下のお子さんを連れて行くのは気を付けた方が良いでしょう。
そしてせっかくシンガポールの美しい景色を楽しんだあとにここに来るとそれまでの観光気分がぶっ飛ぶ恐れがあるので観光前半にいらっしゃる事をおすすめします。
これは「謝将軍・范将軍」で、その本名は「謝必安・范無救」。二人一組で「七爺・八爺」もしくは「大爺・二爺」「高爺・矮爺」「捉神・拿神」「白無常・黒無常」などとも呼ばれるようですが、なんとその正体は、亡者の中から悪人を検挙して護送する怖い鬼なのです。
一見大吉の意味はもしも謝将軍に出会ってもうまくやり過ごす事が出来れば幸運が訪れるということだそうです。
この先に怖ろしい10大地獄の様子を表すジオラマが展示されています。
地獄の様子は恐ろしくここを訪れた人はみな生きている間には善行を積まねばと思う事でしょう。
Hell’s Museumにはガイドさんがいらっしゃって無料で10大地獄のジオラマの意味を説明してくれます。（英語のみ）
この説明を聞くとこのHaw Par Villaの異様な造形の意味を少し理解する事が出来るのです。
時間がある方はぜひ無料のガイドツアーに参加してみてください。
世界のどこにもないシュールな観光地がここHaw Par Villaなのでした。
まとめ
在住者が紹介するシンガポール。今回紹は「シンガポールB級観光スポット」として有名な「Haw Par Villa（ハウパーヴィラ）」を紹介しました。
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ここまで読んで頂きましてありがとうございました。
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