この記事でわかる事
忙しくて時間がない中、仕事をしながら英語を上達させる方法を知る事が出来ます。
仕事で英語を使う事がある(外資系勤務、海外赴任)方には最適な学習方法です。
現役駐在員の私も日々実践している方法です。
興味のある方はぜひご覧ください。
英文メール作成で英語力UP
結論から申し上げますと業務上やり取りしている英文メールの内容を考えていくことでライティング能力だけでなくリスニングやスピーキングの能力も向上させる事が出来ます。
詳細は順次説明していきます。
日本人の英語がなぜ伝わらないのか
具体的な学習法を説明する前に「なぜ日本人の英語が伝わらないのか」に関して説明します。
もちろんアクセント(発音)、文法は重要ですがもう一つ大切な事があります。
それは話の流れ方です。
外国人は結論から話する
ご存じのように外国人は結論から話をします。
会話でもメールなどの文章でも常にストーリーは
「結論」からはじめり、それを補完するための「説明」が続きます。
かなりわかりやすく例を挙げると
Yes or No
もはっきりと最初に結論を出して
Because
で続くのが基本的な形です。
なぜ外国人のストーリーは結果から始まるのか
では何故外国人は結果から話を始めるのでしょうか。
理由は文化や考え方、生活習慣が違う人々が多様性をもって生活しているという背景があるからです。
外国では日本と違って隣の人が自分と同じような価値観や考え方をしているとは限りません。
曖昧な表現は誤解を生む原因となってしまうので
明確に自身の意思表示をまずは明言する
事がとても重要なのです。
このストーリー展開は「文化」です。
ですので、話し方だけではなくメールの書き方やプレゼンの方法に至るまですべて原則この流れでストーリーが展開します。
日本人のストーリー展開
一方で日本では突然冒頭に意思表示をする事があまりありません。
それは他者への気遣いであったり、背景や理由を話ししているうちに相手が気づいて慮ってくれる事を期待してのストーリー展開です。
これは日本人が同等性の高い文化で生活しているため、隣の人が何を考えているかを察する事が可能な国だからなのです。
先ほどのように冒頭で意思を明確に示す必要はなく、むしろ冒頭で結論を急ぐと反感を買ってしまう事すらあります。
日本人のストーリー展開は独特!?
ところが、この日本人のストーリー展開は独特なため、日本人らしい話し方を英語でした場合に聞き手が、
「何がいいたいかわからない」
と迷ってしまう原因となり、これが英語が伝わらない一因となっているのです。
海外で働く、生活する上では、英語の発音や文法だけでなくストーリー展開も外国仕様に変えていく必要があるのです。
英文メールで外国人のストーリー展開を練習
ところが、いきなり外国人のストーリー展開を会話で始めるのは実際は大変難しいのです。
なぜなら我々は日本人として、結論を最後に述べる日本仕様のスタイルが既に体の一部になってしまっているからです。
そこでまずお勧めしたいのは
英文メールを外国人のストーリーで書く習慣を身につける事です。
業務で英語メールを書く機会がある人はもちろんの事、日本語のメールでも外国人のストーリー展開を実践して体に沁み込ませていくことが重要なのです。
メールを書く上で意識すべき事を下記に記載しておきます。
- 何が目的のメールなのか?
ヘッダーやメールの表題に明記するといいでしょう。
Action requiredなのか? Need your approvalなのか? それとも単なるInformation Sharingなのかメールの題名に記載してみましょう。 - 結論はなに?
例えば何か作業を依頼するのであれば冒頭に
「添付ファイルに入力して来週の月曜日までに送付してください」
など明記する - Becauseを説明する
なぜ入力して返信が必要なのか。
依頼の背景などを説明する。
もちろん英語でメールを書く機会が多い方は英語で実践してみてください。
英語メールを書く機会が少ない方も上記を意識して外国人のストーリーでメールを書くと、わかりやすくてメールがスッキリとしますのでお勧めです。
英語添削サービスを活用して英語力UP
正しい英語や論理展開が出来ないと英語が伝わらないし海外で苦労する事になります。
英語添削サービスは下記をおすすめします。
まずは無料お試しを活用してみてはいかがでしょうか。
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まとめ
自分の時間がなかなか取れないような忙しい方が英語を学習する方法として
(英語)メールを外国人ストーリーで書く方法
を案内しました。
外国人ストーリーを身に着ける事で
「会話」において外国人の話すストーリー展開が予想出来るようになります。
これによって多少聞き取れない単語があっても、冒頭の相手の「結論」を掴む事が出来て、大きな聞き間違いが驚く程減少します。
「会話」においては、外国人が聞きやすいストーリーになるので、単語力が足りない、また少々の文法ミスがあっても相手に伝わりやすくなります。
ぜひ今日から試してみてください。
ここまで読んで頂きましてありがとうございました。
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