この記事でわかる事
シンガポールのソウルフード、肉骨茶・バクテーを在住者が紹介します。
この記事を読んで頂く事で、肉骨茶・バクテーがどのような料理なのか、食べ方、お勧めのお店を知る事が出来ます。
シンガポール観光の参考にして頂ければ幸甚です。
こちらの記事の内容は下記のYouTube動画でもご覧いただけます。
肉骨茶とは
肉のついた骨をスープで煮込んだシンガポール・マレーシアでよく食べられる料理です。
スープの色が写真のように茶褐色になる事から「茶」という文字が使われています。
元々は福建省出身者が残った肉を使って料理を始めた事が由来で、その後広くシンガポールやマレーシアに普及する事になりました。
発祥地に関しては諸説あり、シンガポールだと言う説もあればマレーシアのKlangだと主張する方もいます。
いずれにせよマレー半島両国のソウルフードである「肉骨茶」。ぜひシンガポールに観光した際にはチャレンジしてみてほしい一品です。
肉骨茶ってどんな味?
一見すると臭みがありそうですが、様々なスパイスや薬膳が効いているため臭みは全く感じません。
シンプルな肉の旨味とスパイスが効いたとても美味しい料理です。
シンガポールとマレーシアの肉骨茶の違い
スープの色が違います。
- シンガポール:スープが薄い色
- マレーシア:スープが茶褐色(写真はマレーシアのスープに近い)
また、シンガポールの肉骨茶の方がコショウが効いています。
シンガポールの肉骨茶はニンニクとコショウで体が温まります。
室内はエアコンが強めに設定されていて寒いくらいなのでシンガポールではちょうどいいかもしれません。
肉骨茶はもともと薬膳料理として普及したという説もあり、観光で疲れた胃腸にも良いかもしれませんね。
マレーシアの肉骨茶はより薬膳が効いていて、店舗によって味付けに違いが出やすいのでお気に入りのお店を探してみるのもいいかもしれません。
シンガポール肉骨茶の食べ方
ほとんどの場合先ほどの写真のように、肉骨茶に「ごはん」と「揚げパン」がついてきます。
スパイスや薬膳の効いた肉やスープとともにごはんをいただきます。
(油条)揚げパンの食べ方がわからない人がいるかもしれません。
揚げパンは肉骨茶のスープに浸して食べる方が多いと思います。
スープをたくさんすった揚げパンはおいしくてボリュームもあり満腹感が得られます。
また「辛子醤油」が小皿でついてきます。
この辛子醤油を数滴たらすと味に変化が出てきますので飽きずに肉骨茶を楽しむ事が出来ます。
おすすめのシンガポール・肉骨茶レストラン
それではシンガポールで有名な肉骨茶のおすすめレストランを紹介していきます。
松發 Song Fa Bak Kut Teh
シンガポール国内12か所にレストランを構え、チャンギにも出店しているのがここ松發。
シンガポールでもっとも有名な肉骨茶レストランといっても過言ではありません。
はじめて肉骨茶(バクテー)に挑戦する方はここに行けば間違いありません。
どのお店も食事時には行列ができるので特に週末は時間に余裕をもって訪れる事をお勧めします。
よく煮込まれた豚肉は旨味が浸みていて大変美味です。
シンガポールの典型的な肉骨茶らしくスープは薄い色をしています。
亜細亜肉骨茶餐室
ジャンボグループというチリクラブや海鮮料理の有名チェーン傘下に属するこの亜細亜肉骨茶ですが、その歴史は古く1950年代から地元の人々に肉骨茶を提供してきたこちらも有名店です。
観光でシンガポールにいらっしゃる方は時間的な制限があり肉骨茶をたべるためだけに出かける事が難しいかと思いますが、亜細亜肉骨茶はジャンボグループ傘下に入ったこともあり、マリーナベイの有名モール、ショップスバイザベイの地下1階にあるフードコートにも出店しており観光のついでに肉骨茶を楽しみ事が出来ます。
しっかりとした味付けが特徴的でご飯がすすみます。
發起人肉骨茶餐館 Founder Bak Kut Teh
肉骨茶好きな創業者が自らが求める最高の肉骨茶を作りたい一心で研究を重ね作り上げた肉骨茶。そのシンプルながらもコクのある味わいは瞬く間に本店を有名店に押し上げました。
これまで紹介した3つのお店の中でもっともローカルな雰囲気を楽しめるお店がこちら發起人肉骨茶です。
遅い時間に地元の人がタイガービール片手に肉骨茶を楽しむ、そんなローカルな雰囲気を楽しみたい方はこちらのお店がおすすめです。
まとめ
シンガポールを代表するローカルフード、肉骨茶(バクテー)を紹介しました。
観光でシンガポールに来られた際にはぜひ試してみてください。
最後に注意点です。
ローカルのホーカーで肉骨茶を楽しみ場合には豚の小骨に注意してください。
ガリっとやると歯を傷めるかもしれませんので注意しましょう。
ここまで読んで頂きましてありがとうございました。
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