この記事でわかる事
在住者が紹介するシンガポール。
今回紹介するのはシンガポールでよく見かける野鳥・オオハッカ(Great Myna)を紹介します。
シンガポールに観光にいらっしゃっる方は街中でみかける「黄色いクチバシと脚のあの野鳥はなんて名前なんだろう」と気になる方もいらっしゃるかもしれません。
オオハッカはシンガポールで最もよく見かける野鳥でホーカーセンターやHDB(シンガポール国民の8割以上が生活する国営住宅)でも頻繁に観察する事が出来ます。
この記事は下記のような方におすすめの内容となっています。
- オオハッカ(Great Myna)のことを詳しく知りたい
- 野鳥が好き
この記事の内容は下記YouTube番組でもご視聴頂けます。興味がある方はぜひご覧ください。
オオハッカ(Great Myna)基本情報
オオハッカはこちらシンガポールではGreat Myna(グレイトマイナ)もしくはMyna Bird(マイナバード)と呼ばれ、シンガポールで最もよく見かける野鳥です。
正式には、スズメ目、ムクドリ科に属する野鳥で学名をacridthenes grandisと言います。
日本でよく見かけるムクドリの仲間です。
体長は約20センチメートルでスズメよりも大きくハトよりは小さな鳥です。
全身真っ黒なのですが、クチバシと脚、そして目が黄色く、羽ばたくと羽に白いラインが入っているのが特徴です。(写真下で羽ばたいた際の羽根の様子をご覧いただけます)
写真とともにオオハッカを紹介
それでは写真とともにオオハッカを紹介します。
オオハッカはシンガポールを代表するホーカーセンター(屋外フードコート)によく現れて食べ物を狙っています。写真のように食後の食器を狙っていたり人が目を離している隙にご飯を盗もうとホーカーセンターに現れます。
ホーカーセンターの食器を下げる場所で餌を狙うオオハッカ。
ゴミ箱の中をよくご覧ください。こんなところにもオオハッカが!!
油断しているとレストランの中やショッピングモールのフードセンターの中にまで入ってきます。本当に賢い鳥です。
雨の日はHDBの共用施設の屋根の下で雨宿りをすることも。
写真はムクドリの親が雛に餌を上げている様子です。巣立ちが近いのか同じくらいの大きさまで成長しています。餌を欲しがって鳴いている姿がとてもかわいかったです。
鳴き声は上述のYouTube動画でご確認ください。綺麗な声をしています。
インドハッカ (オオハッカと同じくムクドリの仲間)
オオハッカと非常によく似た野鳥でシンガポールでよくみかけるのが、同じく「スズメ目ムクドリ科ハッカチョウ」に属する「インドハッカ」です。
左のオオハッカと比べて、インドハッカは目元が違うのに気づかれるかと思います。
インドハッカはオオハッカと同じく20センチメートルほどの体長ですぐに見分けがつきませんが、目元の違いに加え、少し体つきが丸みを帯びているように感じます。
同じくシンガポールでよくみかけるのですが、ホーカーなどではオオハッカしかみかけずあまりインドハッカは見かけません。オオハッカに比べると少し慎重な性格なのかもしれません。
上の写真を見るとインドハッカの体型がオオハッカよりも丸みを帯びている事がわかりやすいかと思います。
上の写真はタイ・バンコクでみかけてインドハッカです。ベトナム・ホーチミンでもインドハッカを見かける事があります。
このCommon MynaもしくはIndian Mynaと呼ばれるインドハッカ、実は東南アジアを中心に生息域を急拡大させています。特にオーストラリアでは生態系を破壊する危険な野鳥として注目されている野鳥です。
まとめ
在住者が紹介するシンガポール。今回はシンガポールでよく見かける「クチバシと脚が黄色い野鳥」、「オオハッカ」と「インドハッカ」を紹介しました。
両種とも生存能力が高く賢いため都市部にも順応性が高く人間との距離感が非常に近い野鳥です。
彼らが住む場所が減ってきたので都市部に出てきたのかもしれないと思うと複雑な気持ちになったりします。
ちなみにシンガポールでは野鳥に餌をあげると罰金です。オオハッカや野鳥たちと出会ってもそっと見守ってあげてください。
今後もシンガポールや世界の街の様子を紹介していきます。興味がある方は下記からフォロー頂けると嬉しいです。
シンガポールで出会った野生のカワウソの様子も紹介しています。興味があればぜひご覧ください。
ここまで読んで頂きましてありがとうございました。
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