筆者紹介
シンガポールで駐在員をしているGuppyと申します。
本日は駐在員の働き方って実際どうなのかについてご紹介します。
駐在員といっても色々なパターンがありますので働き方もパターンによって異なるかもしれません。
そこでまずは私の駐在員としての状況からご説明します。
駐在形態:2way 数年間のアサインメント契約です。ですので数年後には帰国もしくは延長のオプションとなります。
勤務企業:一般的な駐在の方は日系企業からの現地駐在となるかと思いますが私は違います。私は外資系グローバル企業の日本支社からシンガポール支社への派遣です。
勤務先での日本人の有無:日本人は私一人です。
同僚:欧米人50%, アジア・パシフィック(オーストラリア、ニュージーランド、日本含む)50%
仕事内容:担当製品のアジア・パシフィック地区のマーケティング責任者としてアジア各国(日本は除く)のマーケティング担当者のサポート、欧米本社との連携など(業務では日本とはほぼ関りはありません。)
私の経験から実際に働いてみるとどうなのかについてご説明いたします。
働き方の現実
それでは駐在員(エキスパット)の仕事の実際に関して紹介していきます。
労働時間
労働時間は日本にいる時と変化なしです。
アジアで働くと「ゆとりのある働き方が出来るかも」と想像される方もいらっしゃるかもしれませんが、実際には「日本にいる時よりも少し労働時間が長くなった」かもしれません。
それは欧米との電話会議が増えたからです。
業務上欧米の本社からの質問対応やアジア各国の要望を本社へ伝えるなどの業務が増えたため夜にビデオ会議を行う機会が増えました。週に2~3日は夜20:00-22:00の間で会議が入ります。
概ね月~木は9:00~18:00まで業務、上記のようにビデオ会議が入ると22:00まで仕事をしています。
仕事の責任
責任は大きくなりました。
駐在には色々なパターンがあり将来の幹部候補生が国際感覚を学ぶための駐在もあれば、リーダーとしての専門性や経験を買われて派遣される場合もあります。
私は部長ですので、アジアの人材には足りない専門性と経験を評価されてここにいます。
ですので責任の大きさとプレッシャーは日本にいる頃に比べると格段に大きくなっています。
仕事の複雑性
仕事の複雑性も増しました。
理由は日本にいる時と違って、アジア各国の経済状況や商習慣、法令などがわかっていないと仕事にならないからです。
その為に新しい事を学ぶ必要があり勉強する時間が増えました。
外国人の仕事の仕方
もしかすると「アジアの人たちは定時で帰宅して残業などは皆無」と想像されるかもしれません。
実際にそういう人もいるかもしれませんが、私の同僚は皆日本人と同じくらいかもしくは日本人以上に働きます。
これは正直人と役職によるかもしれません。
私のチームはアジア各国を管轄する支社になるので、周りにいる同僚はプロフェッショナル。ですので皆人よりよく働くのかもしれません。
いい点
日本に比べてシンガポールで駐在員として働くいい点も紹介します。
競争
日本にいる時は隣で働いている同僚がライバルだったりする訳です。
一方駐在で働いているとライバルは日本にはいますが、隣の同僚はライバルではない事が多いのです。
ですので、政治的な駆け引きなどはなく気持ちよく働く事が出来ています。
金曜日
金曜日の午後に会議が入る事はあまりなく、
金曜日は同僚とゆっくりランチをしたら早めに仕事を終わらせて食事に出かけたりする事が多いです。
金曜日の午後から週末なのだな、と実感できる働き方は気に入っています。
なので月~木の激務も乗り切れます。
海外は働き方にメリハリがあって私にはあっています。
まとめ
以上海外での働き方の実際を紹介してまいりました。
想像どおりでしたでしょうか。もしくは想像と違いましたでしょうか。
ここまで読んで頂きましてありがとうございました。
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