この記事でわかる事
転職には「転職すべきタイミング」と「転職すべきでないタイミング」があります。
この記事を読んで頂く事で、転職を検討しているあなたにとって今が良いタイミングなのかそうでないのかを知る事が出来ます。
筆者紹介
私は3回の転職を経験し、現在4社目で働いています。私の働く業界は転職が盛んで周りにも多くの転職経験者がおり、「成功例」「失敗例」ともに見てきました。
幸い私自身は転職の度にステップアップをして、「キャリア構築」を達成出来ています。
最初の転職には勇気がいりますが、一度転職を経験すると二度目以降の転職に対するハードルが下がってきます。
逆にいうと「転職しようかな」なんて考えが起こる事も多く、そんな時に限ってヘッドハンターから魅力的なオファーが届いたりするものです。
しかし大事な事は、転職を決断する前に一度立ち止まって熟考する事です。
「今は本当に転職すべき時だろうか」と。
こういう時は転職をやめた方がいい。要注意サイン。
これから転職を決断するのにふさわしくないタイミングを紹介します。当てはまる方は再度決断する前に熟考してみてください。
心身共に疲れている
もしもあなたが、心身ともに疲れていて治療などが必要な状況にあるのであれば要注意です。
そういう状況では判断力が鈍っている可能性が高く、間違った判断をする可能性があります。
決断する前に信頼出来る人に相談してみましょう。
今の会社イヤ
ここは区別が難しいところですが、人間関係や上司とあわない、仕事がどうも向いていない、など今の会社がイヤで仕方がない場合というのはよくある事です。
このような場合でも心身ともに疲れ切っていなければ、転職をするのは解決策の一つとしてアリだと思います。
イヤで仕方がない会社に居続ける事はこの先あまり良い結果を生まない可能性が高いです。
「心身が疲れている」という上記の状況は、例えばうつ病など薬物治療が必要な状況などの時です。
そのような場合には一度休んで心身の状況を取り戻してから決断してください。
【KSキャリア】まずは無料相談してみる転職エージェントに急かされていて転職しないといけないような雰囲気に追い込まれている
転職経験者の多くは「転職エージェント」を介して転職します。
多くの転職エージェントは真剣にあなたのキャリアを考え、長くあなたと付き合っていくことで共に自己実現を出来るようにあなたに寄り添ってくれます。
ところが、残念ながらそうでないエージェントがいるのも事実です。
エージェントからすれば、あなたが転職するばあなたの年収の3割くらいを得る事が出来るので、とにかく「転職」ありきでなかば強引にあなたの転職を進めてくる事があります。
そして雰囲気にのまれやすい人は特に要注意で気が付けば契約書を目の前に出されて
「サインしてください。今更断るのですか?もったいないですよ。」
などとあっという間に転職する事になった、なんて経験をもっている人の話を聞いた事があります。
あまりに強引に転職案件を進めてくるエージェントには気を付けましょう。
エージェントがあまりに強引だと思ったら
一番いいのは、そのエージェントのリファレンスをとる事です。多くの場合各業界毎にエージェントは人脈を作っています。結構狭い世界なので他社のエージェントと話しをする中で、あなたのエージェントがどのような方なのか確認する事が出来る事があります。ただし狭い世界でお互い評判が大事な事を十分理解しているので、直接的に他のエージェントを批判したりする事はありません。しかしヒントを得る事が出来たりもするので、ちょっと違和感を感じるようなら確認してみると良いでしょう。
転職する事で待遇が下がる。役職が下がる。
この場合も再度考えた方がいいでしょう。
確かにそれでも転職したいという理由があるのであなたは今転職を検討していると思います。
しかし、本当に「給与」「待遇」「役職」を下げてまで転職すべきかは熟考の余地があります。
上記のように場合によっては強引なエージェントが成功確率が高い転職案件を進めているだけの可能性もあります。
一度「給与」「待遇」「役職」を下げると、もとに戻すのはとても大変です。
他にチャンスはないのか?
すぐに結論を急ぐのでなく「ステップアップ転職」の可能性、もしくは「現状維持」の可能性がないのか諦めずに探す事が重要です。繰り返しますが一度下がった条件を元に戻して、かつプラスにもっていくのは思っているより大変です。
【KSキャリア】まずは無料相談してみるまとめ
転職を最終的に決断する前にもう一度検討して欲しい事を紹介しました。
あえて難しい側面を記載しましたが、もしもあなたが良いエージェントと出会い、良い会社に巡り合う事が出来れば、あなた自身のキャリアをあなた自身で構築していくことが可能となります。
自己責任の世界で悩みも多いですが、この記事がなんらかのお役に立てば幸甚です。
筆者は外資系企業でシンガポール単身駐在員をしています。ビジネス関連動画も紹介していますのでご興味があれば見て頂けると嬉しいです。
ここまで読んで頂きましてありがとうございました。
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