この記事でわかる事
「いくら勉強しても外国人に英語が通じない」とお悩みではないですか?
この記事では「なぜ日本人の英語が通じないのか?」に関して現役駐在員が自身の経験をもとに解説します。
この記事は下記のような方におすすめの内容となっています。
- 英語学習を続けてきたが、なぜか外国人に英語が通じない
- 仕事で英語を使うが、外国人に通じていない気がする
- 外国人と英語で仕事をすることがきまった
- 海外駐在が決まった
- 海外で仕事をする事になったが、バイリンガルではないし英語に自信がない
それではさっそく紹介したいと思います。
駐在員開始時の筆者の英語力
現役駐在員である私ですが、バイリンガルでもなければ仕事をする前に外国に住んでいたいわゆる帰国子女でもありません。
大学までの過程で人並に英語を勉強したものの、日本の学校教育だけで英語を話し出来るようになるのはほぼ困難で(10年近く学校で勉強するのになぜ英語が出来るようにならないのか・・・本当に不思議ですよね。)、社会人になって、しかも本社で働くようになって英語にふれる機会が出て来た事でほぼ独学で英語を学習してきました。
駐在員になる直前のTOEICの点数は850点。
当然、日本語で仕事をする事に比べれば負荷がかかるものの、仕事自体は「出来るな」という感触をもっていました。
私の英語の勉強方法に関しては下記の記事をご覧ください。
英語の壁。。。 英語が通じない(汗)
英語はまだまだ勉強しないといけないものの、専門性を高く評価され、ある意味「外国人助っ人」のような形で鳴り物入りでシンガポールで仕事を開始した筆者。(ちなみに私が勤める会社でシンガポールで働く日本人は私ひとりだけ。仕事はすべて英語です)
ところが仕事を開始して愕然としました。
英語が通じない
のです。
途方にくれるとともに、「このような状況で仕事をしていけるのだろうか」ととても不安を感じ焦燥感を覚えた事を今でも鮮明に覚えています。
日本人の英語が伝わらない「2つの大きな理由」
そこから私の「英語」との闘いがはじまりました。
そして自身の経験から「なぜ日本人の英語が通じないのか」を理解しました。
また、シンガポールで働いていてもごくまれに日本の人と仕事をする事があります。その際に相手企業の日本人の英語を聞く事があるのですが、「あぁ、これじゃあ伝わらないだろうな」と感じます。
自身の経験から
なぜ日本人の英語が伝わらないのか?
どうしたら伝わるようになるのか?
を解説していきます。
発音が悪い
日本で独学で勉強した場合に起こる「英語が通じない」理由のひとつは「発音の悪さ」です。
日本人の発音が悪いのには理由があります。
それは、いわゆる「カタカナ英語」です。
日本語はすべての言葉に母音が入ってきますが、英語では母音が欠落する事が多く、英語のリズムや強弱が重視されます。しかし日本人は受験の過程で「暗記」を重視するので、発音よりも頭の中で「カタカナ」で英語を覚えてしまっています。
この「カタカナ英語」で発音すると、私の経験からいうと、日本人英語に慣れている外国人には通じますが(英会話講師や日本人と仕事の経験が多い外国人)、私のように東南アジア地域で日本人英語に慣れていない外国人と話をすると、かなり苦戦します。
対策
発音矯正は独学ではかなり難しいのが現実です。
やはりネイティブの外国人について、発音がおかしな箇所を指摘してもらい矯正して行く事が最短の方法です。
私はCamblyで毎日ネイティブと話をして発音矯正をしています。
レベルにあわせて矯正してくれるのでかなり便利です。
Camblyの長所と短所を共有します。
- 長所:空いている時間にサクッとネイティブと会話をして英語を勉強できる。待ち時間や、わざわざ英会話教室まで通う必要がない
- 短所:自分を厳しく律していないと、面倒くさいからという理由で授業を受けなくなってしまう。
無料トライアルもあるのでぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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「発音が悪い」状況でも外国人にわかりやすく話す方法がもう一つあります。
それは「ゆっくりと話す」事です。
「相手に英語が通じていないな」と思ったら、話すスピードを落としてゆっくりと話してみてください。
コンテクスト(文脈)がわかりにくい
「日本はハイコンテクスト文化」って聞いた事がないでしょうか。
これは日本人の良いところでもあるのですが、日本人は「みなまで言わずとも、あなたの言いたい事はわかるよ」という文化があります。
そのため、日本のコミュニケーションの取り方は、状況説明から入り相手が納得した上で依頼事項をお願いする。という話し方が一般的です。
さらに言うとこちらからお願いする前に相手に察してもらう事を期待するコミュニケーションです。
例を挙げてみましょう。
「この案件は非常に複雑で専門性が高く我々は手をこまねいています。どうやって解決すべきなのか?あなたは本件の専門家でしたね。あなたの専門性を高く評価しています。ところで来週お時間があると嬉しいのですが。。。出来ればあなたの助言が欲しいのです。」
なんて感じです。
ところが、このようなコミュニケーションの方法は世界的には稀で「ローコンテクスト」な海外では、言いたい事を明確に言わないと通じません。
上記の例で言うと、海外では下記のように話さないと相手をイラつかせてしまう事すらあるのです。
「来週時間があれば助言を頂く時間をください。なぜなら本件は我々には複雑で経験が乏しく、専門性の高いあなたの助けが必要です。」
上述したように稀ではありますが日本人と英語で仕事をしていると、例のようにとてもわかりにくい表現がとても多いのです。
私の周りは全員外国人ですので、みな私の方を見て「彼らは何がいいたいの?」ととても不思議そうな顔をしてきます。
日本の文化的にはダイレクトすぎる話し方かもしれませんが、英語でのコミュニケーションでは「結論」「依頼事項」を明確に「冒頭に述べる」事がとても大事です。
そうでないと英語自体が話できても外国人には通じない可能性があります。
対策
日本のビジネスメールやプレゼンも同様に「まわりくどくてわかりにく」ものが非常に多いと感じます。
まずはプレゼンやメールの書き方を変えて、「結論」「依頼事項」を冒頭に書く練習からはじめてはいかがでしょうか。
日本語で出来ない事を英語で行う事はとてもハードルが高いものです。
まずは日々の日本語のコミュニケーションの仕方を状況に応じて変えて見る事をおすすめします。
ビジネス英語 スタディサプリEnglishまとめ
「日本人の英語が外国人に通じない2つの理由」に関して現役駐在員としての経験をもとに紹介しました。
今後も「海外で働く事」「英語」「海外駐在」に関する記事を投稿して行きます。
興味がある方は下記からフォローして頂けると嬉しいです。
ここまで読んで頂きましてありがとうございました。
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