この記事でわかる事
在住者が紹介するシンガポール。今回紹介するのはシンガポールの正統派伝統料理(ニョニャ料理)を定食感覚で楽しめる名店TingKat PeraMakan(ティンカットペラマカン)を紹介します。
この記事は下記のような方におすすめの内容となっています。
- シンガポール観光予定がある
- シンガポール伝統料理を楽しみたい
- ニョニャ料理を食べてみたい
この記事の内容は下記YouTubeでもご覧いただけます。興味がある方はぜひご覧ください。
ニョニャ料理とは
15世紀以降マレーシアに移住してきた中華系男性と現地マレー人の間に生まれた子たちを「中華系プラナカン」と呼びました。生まれて来た男子を「ババ」、女子を「ニョニャ」と呼んだことから「ババニョニャ民族」と呼びました。
マレー人女性の元に生まれた子たちはマレー系文化の影響を受けて独特な文化を築いてきました。この「ニョニャ」がつくる料理が「ニョニャ料理」です。
ですので「ニョニャ料理」は概ね「プラナカン料理」と呼ぶ事が出来るのです。
TingKat PeraMakan(ティンカットペラマカン)基本情報
住所:119 Owen Road S218924
最寄駅:Farrer Park駅
営業時間:月〜日 11:30-21:00
詳細情報は下記Webページをご覧ください。このWebページからお店の予約もできます。
TingKat PeraMakan(ティンカットペラマカン)メニュー
ティンカットペラマカンがおすすめな理由は「定食感覚」でオーダー出来る手軽さです。
日本人には馴染みがない「ニョニャ料理」。何を食べていいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
まずは上記メニューから「メイン」を選びます。
メニューには「シェフのおすすめ」「スパイシー(辛い)」「ベジタリアン」とわかりやすいマークがついているのでオーダーが非常に簡単です。
続いてサイドメニューを2品選びます。(サイドメニューで悩んだらお店の人にどんな味か聞いてみてもいいですし「辛くない」「さっぱりしている」のはどれか教えてもらってもいいかもです。)
最後にデザートを選択します。
基本的にはSago Gula Melaka(サゴパール(タピオカに似た食感だがよりもち米に近い)をプリンのように固めて、ココナッツミルクと黒蜜かけたデザート)になります(これもとてもおいしい)が、シンガポールを代表するスイーツ「チェンドル」や「ボボチャチャ」を1.8 SGD(約200円)追加してオーダーしてもいいかもしれません。
TingKat PeraMakan(ティンカットペラマカン)を写真で紹介
お店はFarrer Park駅から少し歩いた場所にあります。このParrer Parkはリトルインディアから一駅なので観光のついでに立ち寄る事もできますね。
これが店内の様子です。平日の午後2時頃に訪れたためこの時間の客は私一人だけでしたがランチタイムには混みあっているので予約して訪れる事をおすすめします。
とてもオシャレで綺麗な店内です。
壁にかかるアートもプラナカン風でとても綺麗。
今回私がオーダーしたのは「Beef Rendang(ビーフレンダン)」セットです。
ビーフレンダンはココナッツミルクとスパイスで牛肉を煮込んだ「プラナカン風ビーフシチュー」です。日本人の口にもあう味なので迷ったらビーフレンダンを注文してみてはいかがでしょうか。
サイドメニューは「Nyonya Chap Chey」(野菜の炒め物)と「Nyonya Tauhu」(スパイシーなニョニャ風豆腐)。
デザートはSago Gula Melakaです。
ビーフレンダンのちょっとスパイシーなビーフが口の中でとろけてご飯がすすみます。サイドメニューも案外あっさりとしていて口直しに良い。デザートも甘くておいしかったです。
ドリンクはセットにはついていなかったので別途注文しました。右はSago Gula Melaka。モチモチとした食感と上品な甘さが最高です。
お会計はサービス料・消費税込み、全部で29.11 SGD(約3,000円)でした。
決して安くないですが、物価の高いシンガポールで本格ニョニャ料理をこの値段で楽しめるのは嬉しいですね。
まとめ
本格ニョニャ料理を気軽に楽しめる事が出来る「TingKat PeraMakan(ティンカットペラマカン)」を紹介しました。
これからもシンガポールの魅力を紹介して行きます。興味がある方は下記からフォローして頂けると嬉しいです。
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ここまで読んで頂きましてありがとうございました。
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