- この記事でわかる事
- 「議論を本題に戻す」英語フレーズ
- Can we continue this discussion later and go back to…?
- We are getting out of topic. Can we return to…?
- Can we go back to our subject, please?
- I’m afraid we are running out of time, so could we go back to…?
- Getting back to the topic…
- Let’s skip this topic and take it up another time.
- We can continue talking about this later. Now let’s go back to our previous subject.
- まとめ
この記事でわかる事
シンガポールで社内唯一の日本人として外資系企業に勤める筆者が「会議で使えるビジネス英語⑤」を紹介します。
今回のテーマは
「会議で議論が脱線した場合に本題に戻すために使う英語フレーズです。」
本題とかけ離れた議論が盛り上がってしまった場合に日本語ではなんと言いますか。
「良い議論ですね。しかし時間の制限もありますので本題に戻りましょう」などと司会者なら発言すると思います。
これを英語ではどうやって言うのでしょうか。
下記のような方にお勧めの記事となっています。
- 海外との会議で司会をする事になった
- 外資系などにつとめていて英語での会議に出席する機会が多い
- 海外のワークショップなどに参加する
- ビジネス英語を学びたい
過去の関連記事もあわせてご覧ください。
「議論を本題に戻す」英語フレーズ
議論の本題ではなく細かな点で
「そう言えばあれはどうなった?」
「その件は現在調査中でして。」
「いつわかるの?」
「それが生産部門から返事がないんです。」
「生産部門にきちんと話してるの?その件はこの件だけでなく他のプロジェクトBにも関係あるでしょ。そういえばプロジェクトBってどうなってるの?」
このように議論がどんどんと本題から離れていってしまって軌道修正を必要とした経験が皆様にもあるはずです。
特に外国人は発言量が多いので気を付けないと議論が思いもよらない方向に向かう事があります。
今回は議論を本題に戻すための英語フレーズを紹介します。
Can we continue this discussion later and go back to…?
「この議論はあとで討議するとして、~~の議題にもどりましょうか」
例)Can we continue this discussion later and go back to timeline of project X?
「この議論は後で続けるとして、プロジェクトのタイムラインの議題に戻りましょうか。」
We are getting out of topic. Can we return to…?
「私たちは本題から外れかけています。~~の議論にもどりましょうか。」
例)We are getting out of topic. Can we return to timeline of project X?
「私たちは本題から外れかけています。プロジェクトXのタイムラインの議論に戻りましょうか。」
Get out of
「出ていく。逃げ出す。去る。」などの意味があります。
Get out of ~で「~から出ていく」の意味になります。
この場合はトピック(本題)から出ていくのですね。
ではなぜ現在進行形を使うのでしょうか。
現在進行形は「現在何かをしている」の意味だけでなく、「もう何かになりかけている」と「今まさになろうとしている様子」を表す事が出来ます。
下記はあまりにも有名なフレーズですね。
I’m loving it.
「それが好きになってきた。」
【書ける・話せる】ようになってください。
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Can we go back to our subject, please?
「主題に戻りましょうか。」
objectとsubjectの違い
結構ややこしいのがこの二つの単語の意味です。簡単に言うと
- Object
物体、対象、目標、目的 - Subject
対象物(物体でも何かの対象となるもの)、議論、議題、話題
この違いだけで一つの記事が書けそうなので今後投稿したいと思います。
Subjectは言葉のようにSub(下から)Ject(投げる)の意味の通り、
何かが下から強烈な圧力で湧き上がっていて影響を受けているイメージです。
Be subject toが「~に従う」と言うのはまさにこのイメージです。
例)Employees are subject to company rule.
「従業員は会社のルールに従います。」
be subject to は法律関係や契約書でもよく見る表現ですね。この際覚えておきましょう。
I’m afraid we are running out of time, so could we go back to…?
「時間がなくなりかけているので~~の議論に戻りましょうか」
run out
尽きる、使い果たす。の意味です。
上記で解説したとおりrunning outと言っているのは「使い果たした」わけではなく「(まもなく)使い果たす、使い果たしかけている」という状況です。
Getting back to the topic…
「~~に戻りましょう。」
例)Getting back to the topic of project X.
Let’s skip this topic and take it up another time.
「この話題は飛ばして違う機会に取り上げましょう。」
take one’s up
「~を取り上げる」
We can continue talking about this later. Now let’s go back to our previous subject.
「この件に関しては後ほど討議するとして、先ほどの議題に戻りましょう。」
まとめ
会議で議論が脱線する事はしばしば発生します。日本語なら「議論に戻りましょう」と簡単に言えても英語では上手く言えない事もありますよね。
本日紹介した英語フレーズを覚えて会議で使ってみましょう。
英語会議の司会やファシリテーションがスムーズに行くはずです。
少しでも皆様のお役に立てば幸甚です。
ここまで読んで頂きましてありがとうございました。
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