筆者紹介
現役駐在員としてシンガポールで働いています。
日本で働いている頃から海外出張が多く(COVID19でここ2年は出張がなくなってしまいました。)欧米・アジアを中心に長期出張をする機会が多くありました。
赴任あたり識者に相談し、また自身の出張経験をもとに最終的にシンガポールに赴任する事を決めました。
詳しいプロフィールに御興味がある方は「プロフィール欄」でご確認お願いいたします。
シンガポールを選んだ10の理由
シンガポールには出張では何回も来た事がありました。魅力的な国だと思っていましたが実際に生活をしてみるとどうなんだろうという不安もありました。
結果、シンガポールはとても素晴らしい国であり赴任先に決めて正解だったと強く信じています。
生活の基盤をなす衣食住、そしてそれ以外のポイントも含めて
現役シンガポール駐在員がシンガポールをお勧めする10の理由
を紹介いたします。
衣
年間を通して温暖なシンガポール、
衣替えがないので洋服の在庫を最小限にする事ができ、ミニマリストにとって魅力的です。
洋服は最小限をクローゼットに保有し、着る機会が減れば新しい洋服をモールで購入
まるでショッピングモールがクローゼットのような生活が出来るのがシンガポールの魅力です。
また服装の自由度が高い点も魅力です。
地元の方は結構カジュアルな格好(短パンにTシャツ、サンダル)をしていらっしゃいます。
オシャレをするのも、ちょっと面倒な時にはカジュアルな格好で出かけるのも気分次第。
とても気に入っています。
食
シンガポールのレストランは決して安価ではありません。日本の2~3割増しだと考えておいた方がいいでしょう。
しかし世界中のおいしい料理を堪能する事が出来ます。
またシンガポールのいたる所に和食レストランがあります。
寿司、焼き肉、ラーメン、そば、天ぷら、うどん、日本食でないものはないのでは?と思わせるラインナップです。
日系スーパーも多数進出しており日本の食材を容易に購入可能です。
またシンガポール代表する
ホーカーセンター
を忘れてはいけません。
ホーカーセンターではアジア料理を中心として日本円で300~500円で美味しい食事をする事が可能です。
シンガポールは外食文化が発展しておりシンガポール中のいたる所にホーカーセンターがありお得に食事をする事が可能です。
住
もしあなたが駐在員(エキスパット)としてシンガポール赴任されるのであれば会社から住宅補助が支給されるのではないでしょうか。
その場合あなたは「コンド」に住むという選択が可能です。
コンドミニアム、いわゆる「コンド」ですが、
24時間セキュリティ、プールやジム、バーベキューピットなど共有部分が充実しています。
日本だとなかなか経験出来ないプール付きの住宅で週末にプールサイドでのんびりと過ごす事も可能です。
もしもあなたが現地採用などで家賃補助がない場合でもHDB(シンガポール人の多くが暮らす公共団地)を選択できます。
HDBにはプールなど共有施設はないものの、多くのHDBにはスーパーマーケットやホーカーセンターが備わっており簡便性の高い生活ができます。
気候
年中暖かく日差しがたっぷりのシンガポール
年中太陽の日差しをたっぷりと感じる事が出来るのがとても気に入っています。
シンガポールの気候で気になる点は2点かと思います。
- 暑さ・猛暑
- 湿気
まず暑さに関してですが、日本のように35度を超える猛暑日は殆どなく概ね最高気温も30~32度くらいですし、比較的高層階に住めば風が抜けるので思った程暑くはありません。
個人差はありますが、実際私は自宅でクーラーを使う事がありません。窓を開けていれば心地よい風が抜けていきます。
湿気は確かに高いので対策は必要ですが(カビなど)、対策さえ怠らなければ大丈夫です。
カビに関しては別途記事にしていますので興味があればご覧ください。
自然
豊かな自然もシンガポールの魅力の一つです。
小さな国土に高層ビルが立ち並ぶイメージのあるシンガポールですが街中には自然が溢れています。
フォートキャニング公園やボタニックガーデンなど大きな公園だけでなく街中には緑が多く、
シンガポールがいかに自然を保ちながら都市化を進めてきたのか
その努力が街中に見られます。
私はガーデンズ・バイ・ザ・ベイでのジョギングを毎日楽しんでいますが、週に2~3回は野生のカワウソ、モニターリザード(ミズオオトカゲ)に出会う事も出来ます。
治安
治安の良さもシンガポールの大きな魅力です。
もちろん危険を回避するための努力は必要です(自己責任)が、日常生活で危険を感じる事はほぼありません。
ダイバーシティ
海外に赴任する・生活するメリットの一つはダイバーシティを学ぶ事にあると思います。
他民族国家で様々な文化が融合するシンガポールはダイバーシティを学ぶ最適な場所だと考えています。
国際感覚を身に着け帰任後のキャリアを考えた際には、ダイバーシティを体得しているかどうかが重要となってきます。
ダイバーシティの習得は今後あなたが外国人と一緒に仕事するうえで大きな財産となるでしょう。
言語
英語を学習する事はもちろん大変ではありますが、英語が話せれば日常生活で不自由しないのがシンガポールの住みやすさの一つです。
赴任先によっては英語以外の語学習得が必要になる場合もあります。
シンガポールは第三言語の習得を必要としない
という点で赴任先として理想的だと思います。
公共交通機関
MRTかバスで行けない場所はないのではと思わせる程シンガポールは公共交通網が高度に発達しています。
EZ link cardを持っていれば日本のSuicaやPasmoのように改札やバスの乗車・下車時にタッチするだけで簡単に公共交通網を使いこなす事が可能です。
仕事で疲れて公共交通機関でなくタクシーで帰りたい。そう思う日もあるかもしれません。
心配いりません。シンガポールのタクシーは大変お値ごろです。
車種によりますが日本の1/2から1/3の値段でタクシーを利用できます。
またGrabなどの配車アプリも充実しておりタクシー乗り場に並ぶ、タクシーが来るのを待つ
などといった面倒は一切ありません。
中心部ならタクシーを使いたいと思ってGrabで探せば5分程で乗車できる事が多く、
移動の便利さと運賃の安さもシンガポールの魅力の一つです。
時差
駐在員として赴任する際には時差は大きな要素です。
日本に本社がある会社であれば日本との時差がたったの1時間しかないシンガポールはお勧めです。
本社との電話やビデオ会議が頻繁に行われる企業、かつ日系企業で本社が日本にある企業からの駐在であれば断然シンガポールがおすすめです。
まとめ
現役駐在員がシンガポールを駐在先にお勧めする10の理由
を紹介しました。
駐在先や就職先を検討されていらっしゃる方にとって何らかの参考になれば幸甚です。
ここまで読んで頂きましてありがとうございました。
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