【外国人上司 コミュニケーション】上司が外国人に⁉ 仕事での効果的なコミュニケーションとは

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筆者紹介

はじめての外国人上司

「どうやってコミュニケーションをとればいいのだろうか。」

「外国人上司って日本人上司と考えてる事や仕事に対するスタンスは違うの。一緒なの。」

「上手くやっていけるだろうか。」

「英語は大丈夫かな。」

など悩む事が多いかと思います。

私は現在シンガポールで駐在員(エキスパット)として外資系企業に勤務しております。日本にいる時から計算すると計3名の外国人上司と仕事をして今年が8年目となります。

今回は私の経験から「外国人上司と上手にコミュニケーションをとる方法」をご紹介いたします。

外国人上司が重視する事

答えからお伝えすると、

外国人上司が重視する事は「結果」です。

プロジェクトや数値目標を達成するという「結果」が最も重視されます。

いくらコミュニケーションが取れていても「結果」を出せなければあなたは評価されないでしょう。

では「結果」とは何でしょう。

売上目標達成、納期までにプロジェクトを完了などのように数値で「結果」が判断できる事もありますが、数値で「結果」判断しにくい業務もあるのが実際かと思います。

続いて数値で「結果」を判断しにくい場合に大切な事を紹介します。

成功の定義を共有出来ているか。

「結果」の成否を数値として定義出来ない場合に重要な事は

外国人上司と成功の定義を事前に共有しておく

という事です。

これは外国人に限った話ではないのですが、外国人上司とのコミュニケーションではより重要性が増すと考えておいてください。

特に重要な項目としては

  • When (いつまでに)
  • What (何を達成し)
  • Major (どう測るか)

これらを事前に明確に定義づけしておくことが重要です。

特に業務の測り方に関しては時間をかけて合意を得ておくことをお勧めします。

英語力はどれくらいあればいいのか

よく

「英語力はどのくらい必要ですか」

と質問を受けます。

答えとしては

「英語は上手であれば上手である程良い。しかし英語が上手でなくても補完する方法はいくらでもある。」

という事なります。

英語が話せれば当然コミュニケーションの質が上がるので効率的に外国人上司と仕事を進める事が出来ます。

また、仕事の成果を説明しやすいでしょう。

ただし外国人上司が最重要と考えるのは「結果」なのです。

英語を話せる事ではないのです。

英語に自信がない。かつ状況が許されるなら英語が上手な人に通訳を頼んでも構いません。

たどたどしい英語でも問題ありません。

「結果」を出す事と「成功の定義を共有」しておくことが、繰り返しになりますが最重要と考えてください。

日本人上司との違い

日本人上司との違いに関しても説明します。

日本人にとっては「結果」と同様に「経緯」を重視します。いわゆる「ホウレンソウ」(報告・連絡・相談)を重視するのが日本のマネジメントスタイルだと思います。

日本では積極的に「ホウレンソウ」つまり現状や経緯を報告しておくことが求められます。

一方外国人上司はあまり「経緯」や「現状報告」を必要としません。

また「How(どうやって)」の部分はあなたに一任してくる事が多いでしょう。

上司がいつでもコンタクト可能な状況は作っておく

定期的な報告は必要としない外国人上司ですが、

上司があなたに連絡したいと感じた時にいつでもコンタクト可能な状況をつくっておく事は重要です。

知りたいと思った時にすぐに状況を知りたいのが外国人上司の特徴の一つです。

メール、電話、WhatsAppなどのSNSをはじめとして上司がいつでもコンタクト出来る状況をつくり、かつ

即座にレスポンスする事が大切です。

昨今はCOVID19の影響で出張はずいぶんと減りましたが、出張ばかりしてなかなか連絡がつかない同僚はあまりいい関係を外国人上司と築く事が出来ませんでした。

「定期報告」より「反応の速さ」が重視されます。

経過・経緯は見える化して準備しておく

いつでもコンタクト出来る状況を用意しておくことに加えて重要なのは、

いつでも説明できるように経過はパワーポイントでまとめておく

事をお勧めします。

綺麗なスライドでなくてもいいので要点を箇条書きにして説明できるように常に準備しておくことをお勧めします。

私も重要プロジェクトなどは日々スライドを更新しています。

これらのスライドはのちのちビジネスレビューで役に立つこともありますし、何よりも自分自身の頭の整理と次に行うべきアクションを明確に出来るという利点もあるのでお勧めです。

まとめ

外国人上司との仕事上での効果的なコミュニケーションに関して記載してきました。

これはあくまでも私個人の経験によるものではありますが、過去に3人の外国人上司と仕事をして来た経験から共通項を抽出しているので再現性が高いと考えている事項です。

外国人上司の傾向としては

「結果」が重要視される。

そのため数値目標などで「結果」を示す事が出来ない場合には「成功の定義を共有」しておく

定期連絡は必要ないが「いつでもコンタクト出来る状況を用意」してあげる

「連絡があればいつでも簡潔に説明できる準備」をしておく

事が大切です。

英語をはじめとする語学力はあった方がいいですが、上記項目を継続する事で

あなたは外国人上司から強い信頼を勝ち取る事が出来るでしょう。

ここまで読んで頂きましてありがとうございました。

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