この記事でわかる事
これからシンガポール生活を始める方、「シンガポールに住んでみたい」と考えている方へ現役シンガポール在住者が感じたカルチャーショックを紹介します。
この記事を読んでいただく事でシンガポール生活への心の準備や生活の準備が可能となれば幸いです。
カルチャーショック 7選
それでは早速紹介していきましょう。
ファッションに対する意識
赤道直下常夏のシンガポール。年中アロハシャツに短パンのような生活を想像されるかもしれませんが、答えはYes/Noで結構状況によってファッションを考える必要があります。
あなたがもし海外駐在員で責任ある立場で働いていたとすると、日本よりもきちんとしたフォーマルな服装で出社しないといけないかもしれません。
個人的にはこれは結構驚きでした。というのも日本では顧客に会う時以外はTシャツにデニム、季節に応じてカジュアルなジャケットで出社していた私でしたがシンガポールの私の努める会社ではそのような服装をした人はみた事がありません。
皆フォーマルな装いかつ高級な時計やカバンで出社したりしています。
日本は良くも悪くも収入の平均値が高くかつ大きな差がない国なのですが、ここシンガポールは格差がかなり大きく、服装で人を見ているような雰囲気を感じる事があります。
オフィスへの出社時にはそれなりのフォーマルな服装が求められます。
週末ですら着飾っている人もいますが、私は週末はローカルな街に動画撮影に行くことが多く、そんな時には思いっきりラフな格好をしています。Tシャツに短パン、サンダルでも全く問題なし。
TPOが大事ですね。
ちなみにシンガポールは衣替えがないので洋服のストックを持つ必要がありません。着ているものが古くなったら新しい物を買うというミニマリストには嬉しい環境です。
あなたの知識や経験、スキルを販売してみませんか?【クラウディア】レストランとホーカーやフードコートでは全く価格が違う
お洒落なレストランに行きディナー、ワインも楽しもうなんて思うと日本の2倍くらいの出費は覚悟しないといけません。特にシンガポールはアルコールの価格が日本の2倍以上。
飲み放題がある日本の居酒屋が懐かしくなります。
特に昨今の円安で円建てで給料をもらっている方や観光客にとってはツラい状況です。
一方うってかわって地方のHDB(シンガポール国民の8割以上が生活する集合住宅。)に隣接しているホーカーだと5ドルでお腹いっぱい食事を楽しめます。
特にナシレマは地方に行くと2.5ドル程度(約250円)で食べる事ができます。
観光でシンガポールにいらっしゃる方にも人気のホーカー(フードコート)ラオパサの紹介記事も書いていますので興味があればご覧ください。
これも格差があるシンガポールらしいところです。
ちなみにシンガポールは外食文化が発達していて多くの方が共働きだったりするので住宅のキッチンは総じてあまり充実していません。特に洗い場は小さくて結構不便です。
日本人で駐在されるかたの奥様はこちらでワーキングパスを取る事が難しかったりもしますので家庭で料理なんて考えている方は住宅探しの際にキッチンは十分確認してください。
驚くほど家賃が高い
円安とコロナ後シンガポールへ戻ってくる外国人が増えた事で現在家賃が驚く程高騰しています。
シンガポールは2年契約で賃貸契約を結ぶのですが、同僚の多くが現在の家に住み続ける事が出来ず引っ越しを余儀なくされていたりします。家賃が1.5倍ならまだマシな方という声も聞かれた現在の住宅価格の高騰は頭が痛い点の一つです。感覚的に東京の2倍くらいになってる感じです。
私も前回の契約更新から1年。コロナ禍で家賃は安定していましたが来年の契約更新が今から心配です。
シンガポール住宅関連は下記の記事に紹介していますので読んでいただけると嬉しいです。
英語が伝わらない・聞き取れない
これは在住当初本当に困りました。
特にスーパーや配管工事業者、デリバリーマンなど日常生活で接する機会の多い人たちの英語はかなりアクセントが強く当初は自分のリスニング能力ってこんなに低かったのかと自信を失いそうになりました。
人の事も言えないです。日本人のカタカナ英語もかなり癖があり、かつ遠回しな表現が多い日本風のコミュニケーションで望むと相手に通じない事が多くこれも在住当初かなり苦しみました。
英語に関しては多く記事を書いていますので興味があれば読んでいただけると嬉しいです。
仕事に対するコミットメント
もちろん人によりますが、シンガポールで働いてカルチャーショックを受けた事の一つが仕事へのコミットメントがあまり高くない事です。
日本人はコミットメントが高く上司に言われれば忙しくても達成するため努力しますが、シンガポールで働くと同僚たちは自分の優先順位が高い事には傾注しますが、一旦優先順位が低いと思うと全く何もやってくれません。
相手を変える努力をしましたが徒労に終わりました。
期待値をコントロールしていく事がとても大事です。
日常生活で利用するサービスにクオリティ
これもシンガポール生活をはじめていかに日本の平均値が高いのかを知りました。
シンガポールでは頼んだ時間に物が届かなかったり、かと思えば約束の30分前に平気で業者が家にやってきたりします。
上述したように英語の問題もありますが、サービスが当たり前に執り行われると思ったら大間違いです。
シンガポールで生活をはじめて寛容性が高まりました。
一例として銀行のカードが吸い込まれてしまった際のエピソードを下記記事で紹介しています。
お世話好きな人が多い
筆者は若い頃仕事で8年程大阪に住んでいました。
シンガポールの人情深さは大阪での生活を思い出させます。
シンガポールの人達はみんな優しくお世話好き。
本音で語ってくるし「大阪みたいだなぁ」といつも思います。
まとめ
現役シンガポール在住者である筆者が感じたカルチャーショック 7選を紹介しました。
結論として
私はシンガポールが大好きです。
永住権保持者ではないのでいつか他国もしくは日本に帰る日がくるのですが、想像しただけで寂しくなりますしここシンガポールが大好きです。
上記のようなカルチャーショックもありますがデメリットよりもメリットを多く感じています。
これからシンガポール生活を始める方。検討している方。ぜひシンガポール生活を楽しんでしんください。
観光地だけではないシンガポールの魅力を紹介するYouTubeチャンネルを運営中です。毎週更新していますのでチャンネル登録して頂けると嬉しいです。
ここまで読んで頂きましてありがとうございました。
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