この記事でわかる事
「リーダー」と聞いてどういった考えが頭に思い浮かぶでしょうか。
熱血イケイケタイプのリーダー?猛烈猪突猛進型リーダー?人前で饒舌に演説をするリーダー?
みなさんはどんなリーダーを思い浮かべますか?
時代の変化が激しくトップダウン型の経営が昔のように効果を発揮できない現代において必要とされるリーダーシップは上記のような「昭和なリーダーシップ」や「昭和なリーダー」ではありません。
この記事ではリーダーとして必要な3つの要素を紹介します。
本記事は下記のような方におすすめの内容となっています。
- 新しくマネージャーに就任した(部下が出来た)
- 新たなプロジェクトを率いる事になった(プロジェクトリーダーになった)
- 自身のリーダーシップ(リーダーとしての在り方)を再考したい
それではさっそく紹介してまいります。
リーダーに必要な3つの要素
現代のリーダーに求められるのは下記3つの要素です。
- ありのままの自分を見せる
- 自分のプレゼンスに気を配る
- 部下やチームメンバーを深く知る
それではそれぞれ解説して行きましょう。
ありのままの自分を見せる
優れたリーダーになるには、部下やチームそして同僚にあなた自身のありのままの姿を見せる事も必要です。
例えば会議やプレゼンの冒頭で週末にあなたが訪れた場所や食べた料理、なんでもいいので些細な事を3分でいいので話する事でチームの距離はグッと近くなります。
意識して一度試してみて下さい。
自分のプレゼンスに気を配る
私は外資系企業の駐在員として海外で働いており外国人のエグゼクティブやシニアマネージャーと仕事をする機会があります。
彼ら彼女たち(今後彼らで統一させていただきます)を見て思うのが、「自身の服装やプレゼンスにとても気をつかっている」という事です。
それは彼らが下記の法則にのっとって自身をマネージしているからです。
他者を評価する際の法則
人は他者を3つの観点で評価する傾向が強い
- Verbal (話の内容)
- Vocal (声のトーン。話すスピード)
- Visual (服装。みだしなみ。アイコンタクト。ボディランゲージ。活気や熱気)
そして驚く事に評価する際の重みづけは
- Verbal 7%
- Vocal 38%
- Visual 55%
引用 Research by Dr. Albert Mehrabian, Silent messages (1971)
と圧倒的に「Visual(見た目)」が重視されるのです。
もしもあなたがこれからエグゼクティブやシニアマネージャーとの会議に臨むのであれば上記を意識して場に相応しいVisualが求められます。
会議に臨む際の心構え
毎日忙しく業務時間内には次から次へと会議室を移動する事も多いかと思います。
しかし会議室に入る前に一旦下記を必ず考える癖をつけてください。
- 会議室のこの扉の向こうにいるのはどんな人たちなのか
- 会議室の中の人にあなたはどのように見られたいのか
- 会議が終わった際あなたはその人達にどう評価されていたいのか
たった数秒で出来る事です。
会議室のドアを開ける前に一瞬立ち止まって考える癖をつけましょう。
リーダーとして会議の望む姿勢
リーダーとして会議に臨むあなたは部下やチーム、同僚からあなた自身が意識している以上に見られています。あなた自身思い返しても、いかにあなたが会議の場でリーダーの発言や行動を観察しているのかに気づかされるでしょう。
あなたは見られています。
どんなに忙しくメールがたまっていたとしても100%会議に集中し、メールを見たり携帯電話を見たりする事はさけるべきです。
あなたが示すべき行動は下記の4つです。
- Ears 「私はあなたの話が聞きたい」
- Eyes 「私はあなたを見ている」
- Heart 「私はあなたの話を聞いて共感したい」
- Soul 「私はあなたの話に価値を見出している」
部下やチームメンバーを深く知る
リーダーはチームメンバーの事を深く知る事が必要です。
「私はチームを理解している。」と思われる方も多いかと思いますが下記質問を自問してみてください。
そしてもし知らない事があるのであれば普段の会話や1 on 1を面談を通じて部下を理解するように努力しましょう。
- 彼もしくは彼女はどんな仕事やプロジェクトに価値を見出していますか。
- プライベートではどんな事に情熱をもっていますか。
- 仕事やプライベートで彼・彼女が抱える3つの大きな懸念事項な何ですか(例:親の介護など)
- どんなライフスタイルを望んでいますか。
まとめ
リーダーに求められる3つの要素を紹介しました。
- ありのままの自分を見せる
- 自分のプレゼンスに気を配る
- 部下やチームメンバーを深く知る
少しの努力を継続していく事が大切です。
一緒に良いリーダーを目指して行きましょう。
ここまで読んで頂きましてありがとうございました。
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