この記事でわかる事
外資系企業の実際を現役外資系企業勤務の筆者が一問一答形式で紹介します。
外資系企業への就職を検討されていらっしゃる方や転職を検討中の方に読んでいただく事で外資系企業の雰囲気を知っていただく事が出来ます。
よろしければ動画でも紹介していますのでご覧ください。
第一弾はこちら
外資系企業って実力主義ですか?
はい。外資系企業は実力主義です。
しかし一方で学歴を重視する企業も多いと思います。
社内で昇進していく人たちの大半は一流国立大学や海外の有名大学出身者が多いです。
なかには最終学歴を高くするためにMBAを取得する人までいます。(大半の方はもちろん自身の成長のためにMBAを取得されていると思います。念のため。)
考えられる理由としては、外資系企業には多様な人々が勤めているので、明確な物差しの一つが学歴なのではないかと思います。
ただし高学歴は必須条件ではありません。
一流大学出身者でない方でも重要なポジションに就いている方もいらっしゃいます。
そういう観点で言うと外資系は実力主義だと言えます。
ただし、一流大学卒でない方がチャンスを得るためには、彼らより努力して業務上での結果を残し続ける必要があるのも事実です。
競争は激しいですか?
はい。競争は厳しいと思います。
まず前述のとおり高学歴でかつビジネスで結果を出すような人材は驚くほどのスピードで出世します。
外資系ではマネジメントを期待される人材は早くチャンスを与えて成長を加速させる傾向が強く、そのため海外では若くしてシニアマネジメントポジションに就いている方も多くいらっしゃいます。
外資系の日本支社でもその傾向があり、高学歴かつ結果を出す人材の出世スピードは大変早く、気が付くと上司部下が逆転なんて事はざらにあります。
また上述したように「実力主義」ということは逆に言うと「実力のない人には厳しい環境」という事です。
外資系で働きたい方はその点を考慮しておいた方がよいと思います。
外国人上司ってどんな感じですか?
もちろん人次第なのですが、個人的には
外国人上司はやりやすい
です。
期待値のすり合わせさえ出来ていれば外国人上司は細かなやり方にはほぼ口を出しません。
細かなタスクは任せてくれる傾向があります。
ここが日本人上司との大きな違いで、個人的な経験では日本人上司は「細かなやり方まで口をだす」人が多いと思います。
細かな指示通りに動いて成功すると「俺の言ったとおりだろ。」となり、さらに全方面細かな指示を出してくる日本人上司もいました。
日本上司的なマネジメント下でのメリットは「上司の言う通りやっていれば失敗しても大きな責任を取らされる事は少ない」事だと思います。
一方でデメリットは「自分のやりたいようにやらせてもらえない」事です。
個人の価値観によりますが、私は自分のやりたいようにやらせてもらえないとストレスを強く感じるので日本人上司は苦手です。
一方外国人上司は任せてくれるので「創造性を発揮しやすい」と思います。
「君はこの領域のプロフェッショナルだから、やり方は任せた」
こういわれる事が多いです。
その代わり失敗した際には責任を取らされる可能性が高いのも事実です。
この点は考慮して外資系企業で働く事を検討されることをお勧めします。
もう一点外国人上司がやりやすいと感じる理由は「スピークアップ」文化です。
外国人は日本人と違って「ローコンテクスト」、つまり言葉ではっきりと意思を主張する事が当たり前です。
日本人のように相手の感情を想像して言わない、つまり「暗黙知」的なものは存在しません。
これは外国人や海外では人種や文化の多様性が豊かで、隣にいる人が同じものを見たり聞いたりしたときに同じ事を考えているがどうかがわからないといった背景が存在します。
ですので、外国人上司には何でもはっきりと意思を主張する事が多く、私はそのようなスタイルの方が仕事がやりやすいと感じます。
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はい。有給取得しやすいと思います。
2週間くらいのバケーションをとる事は海外では珍しくありません。
その間には一切メールチェックをしない人も結構います。
仕事のメリハリがはっきりとしているのが外資系企業の良い点でもあります。
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外資系企業の実際に関して紹介しました。
想像どうりでしたでしょうか。それとも違っていましたか?
コメント頂けますと幸甚です。
ここまで読んで頂きましてありがとうございました。
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