就職活動おつかれさまです。自身が面接官を担当してきた経験から就職活動に関して面接官の立場から「ひかってる学生」になるコツを紹介します。
面接官としての経験
まずは私自身の面接官としての経験から紹介します。私は外資系メーカーでマーケティングの仕事をしております。(現在はシンガポール駐在中)私の勤める会社では大きくビジネス部門と技術部門が存在しておりまして新卒採用面接での面接経験は5年以上となります。
新卒採用の流れ
「書類選考および適性検査」「面接」「インターンシップ参加」「最終面接」という流れで弊社では新卒採用が進んでいきます。本日は書類選考に関して考えていきましょう。
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面接官は書類選考のどこを見ている?
応募してこられた学生の皆様の出身大学や学部などの条件は人事の方にお任せいたしておりました。私が見ていたのは下記のポイントです。
学生時代に夢中になった事、打ち込んできた事
ここは皆さん当然時間をかけて渾身の力作をもって書類提出されていらっしゃるかと思います。皆さまの努力に応えるためにもここはかなりじっくりと拝見させていただいています。実際に100枚単位書類を拝見する事もあり(私は人事ではないので通常業務が終わってから、もしくは休日に拝見する事になります)時間がかかりますが、多くの方の記載を拝見する中で書類からだけでも把握できる事が多くなってきました。特に気を付けている点は下記となります。
- 物語性があるか
- 当事者としてどのくらい参画されてきたのか
- その経験から何を学び、どう活かしているのか
これらのポイントに関して詳しく説明していきます。
物語性があるか
打ち込むきっかけがあり、その過程で何らかの問題点や課題を発見し、それを解決して、その結果何らかの成果がでた。
こういった一連の流れのあるstoryはわかりやすく、一方で何に打ち込んだのか、その結果どうなったのかといった単なる文字の羅列は心に刺さりません。
詳細は今後このブログで紹介していきたいと思います。
当事者としてどのくらい参画されてきたのか
例えばクラブ活動をして良い結果を残したとした場合、それ自体とても素晴らしい事ですが、皆様がその結果を得るためにどのくらいの自ら参画してきたのかがわかると納得感が強くなります。
部長やリーダーでなかった場合はダメなのか、という事を言っているわけではありません。
リーダーシップは役割や役職に関係なく誰もが発揮できます。
その様子をぜひ記載してください。逆に言うと部長でした。と記載されていらっしゃる方でも面接でお話させていただくとリーダーシップの発揮に疑問をもってしまう方もいらっしゃいますし、一部員であっても問題を発見して解決した経験をもつ方もいらっしゃいます。
どちらが面接官に好印象なのかは一目瞭然ですよね。
その経験から何を学び、どう活かしているのか
以外にもこの部分の記載がない方、あっても十分量でない方がとても多いのが実情です。
例えば「学生サッカーチームを導いて支部大会優勝を勝ち取りました」という物語だったとします。とても素晴らしい経験なのですが、私たちはサッカー選手を採用しようとしているわけではありません。その経験を今どう活かしているのか。さらに言えば
今後、社会人としてどう活かしていこうとしているのか
が記載されていると差別化できると思います。
フリーターからの転職なら【キャリアスタート】まとめ
本日は選考書類のポイントに関して考えてみました。
今後も定期的に就職活動のコツを共有していきます。
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