【就職活動面接 頻出質問集③】 現役面接官が明かす 新卒・中途採用面接で頻繁に聞かれる質問

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筆者紹介

Guppy
Guppy

皆さまこんにちは。

就職・転職活動の準備は順調でしょうか。

合計4社での業務経験があり、そのうちの3社において新卒・中途採用の主に二次面接での面接官を10年以上務めてきました。

面接聞かれる質問というのは概ね決まっているので、それらに対してしっかりと準備する事で面接での質疑応答に対応する事が可能です。

本日は私の経験から「面接で頻出する質問」を紹介いたします。

その他私の簡単な経歴はプロフィールから確認できます。

興味のある方はご覧ください。

さっそくですが本日の質問を紹介します。

あなたが今までに仕事やプライベート(クラブ活動やアルバイト、インターンシップなど)で直面した最も大変だった問題を教えてください。また、その問題にどのように対応したか教えてください。

この質問は実際に私が面接官として必ず聞いてきた質問です。

私が質問をする意図は面接者の下記を知りたいからです。

  • (わかりやすく話が出来るか)自身の最大の困難をわかりやすく説明する事が出来るか
  • (問題発見能力)その問題を論理的に分析し、問題の原因に対する仮設を設定出来たか
  • (仮説検証能力)その仮説を解決するために、どのような調査をおこなったのか
  • (行動力・迅速性)問題解決に対して素早く動けたのか
  • (リーダーシップ)問題解決において他者とどのように関わったのか
  • (結果志向)解決したのか
  • (学習能力)そこから何を学び、今何を実践しているのか

これらの事を知りたいと考えているも質問をします。しかしながら多くの方は(問題)と(自分がどうやって解決したか)のみ説明されるのみです。

例としてよくある解答は

「私は塾講師のバイトをしておりましたが生徒の成績が伸び悩む状況が続いていました。

そこで生徒一人一人と話しをして個々にあった学習計画を立て、それをフォローする事で夏休み明けには生徒の偏差値が平均3.0上昇しました。」

といった感じです。

私が上記で示した私の知りたい事は残念ながらあまりカバーされてはいないのです。

ではどのような事を説明するといいのでしょうか。順に説明していきます。

(わかりやすく話が出来るか)自身の最大の困難をわかりやすく説明する事が出来るか

上記の例に戻ります。

「塾講師のバイトをしておりましたが生徒の成績が伸び悩む状況が続いていました。 」の場合に私が知りうる情報は「生徒の成績が伸び悩んでいる」という事実のみです。

しかし簡潔にかつ正確な情報を付加する事でもっとわかりやすい説明が出来ると思います。

「目標はどう設定していたのか(夏休みまでにクラス平均偏差値60)」「それに対してその時点での状況(5月の全国模試で平均55、3月から変化なし)」

など最低でもこれらの情報は付加出来たはずです。

このようにわかりやすく具体的な説明が出来る方は面接官からするととてもロジカルできっと仕事ができそうだと思わせます。

(問題発見能力)その問題を論理的に分析し、問題の原因に対する仮設を設定出来たか     

例ではこの点に関する説明がありません。

しかしながら実際の業務では「問題発見」なくして「問題解決」はありません。

あなたは何が問題だと仮説を立てたのでしょうか。

上記の例だと、「個々にあった学習プログラムが欠如している。金太郎あめ的な学習プログラムでは偏差値55の壁を突破できない可能性がある。」

など仮説をたてたのではないでしょうか。

問題発見のための仮説を考える能力は業務でもすぐに必要とされます。

ここをきちんと説明できると面接官に高い評価を与える事ができます。

(仮説検証能力)その仮説を解決するために、どのような調査をおこなったのか

「仮説」は科学的に検証されるべきです。

「個々のプログラムが必要」という仮説を検証するために、「まず、成績がまったく伸びない3名にインタビューしてみた。その結果やはり個々のプログラムがない事により個々の不得意分野に対するケアが出来ていなかった」などと仮説検証を行った過程を説明しましょう。

(行動力・迅速性)問題解決に対して素早く動けたのか

現代我々を取り巻く環境や社会情勢の変化スピードはとても速く、我々は日々変化に対応する事を求められています。

企業が必要としているのは素早く行動に移る事が出来る人材です。

「個別プログラムが必要」と仮説検証も終わったにも関わらず実行するまでに数か月かかってしまっては効果は激減します。

あなたがいかに素早く行動したのかを説明しましょう。

(リーダーシップ)問題解決において他者とどのように関わったのか

一見一人でやり遂げたかのように見える業務でも必ず他者との関わりがあったはずです。

例の場合、「生徒との面談を調整するために事務方の協力を依頼した」「塾講師の先輩のアドバイスを得てプログラムを作成した」など、多くの他者との関わりがあったはずです。

リーダーシップはリーダーでないと発揮できないわけではありません。どのような立場でもリーダーシップは発揮できます。

忙しそうな事務方や先輩の時間を確保して物事をすすめた事は立派なリーダーシップです。

面接官に説明できるように準備しておきましょう。

(結果志向)解決したのか

例では結果が説明されていました。

しかし実際の面接では「問題が解決したのか、していないのかわからない」解答に遭遇する事が実に多いのです。

実際に問題が解決していない事も多いでしょう。そうであれば聞いている我々にも解決したかどうかわからないというのも理解できます。

この場合の対応としては2つです。

  • 解決できたエピソードを話す
  • 解決できていない場合には、あなたが「解決」をどう設定しているか説明し、それに対して「どこまで出来た」のかを話す。

(学習能力)そこから何を学び、今何を実践しているのか

「学び」関して説明してくれる方も以外と少ないのが実情です。

仮説設定から検証、リーダーシップをもって実行し、その結果何かを達成した

その際にあなたは何を学びましたか。

その学びは今のあなたの生活に活かされていますか。再現できていますか

大事な説明となりますので是非ご自身の言葉で考えてみてください。

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まとめ

本日は面接頻出質問のひとつ

あなたが今までに仕事やプライベート(クラブ活動やアルバイト、インターンシップなど)で直面した最も大変だった問題を教えてください。また、その問題にどのように対応したか教えてください。

について考察しました。

今日ご説明したストーリーを考える事はロジカルに話す訓練にもなります。

そしてそれは就職・転職後のあなたにとってもよいトレーニングです。

しっかり準備して臨みましょう。

皆様の就職・転職活動が成功する事を心よりお祈り申し上げております。

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