この記事でわかる事
シンガポールで唯一の日本人として外資系企業で働く現役駐在員の筆者が「会議で使えるビジネス英語」を紹介します。
ビジネス英語では汎用フレーズが多くあり、それらを覚えておくことでスムーズな会議でのディスカッションが可能となります。
今回は「会議の場で相手の発言の意図を確認する際に使う英語フレーズ」を紹介します。
下記のような方におすすめの記事となっています。
- 海外で働きたい
- 海外勤務の予定がある
- 外資系企業などで働いていて英語での会議参加機会がある
- ビジネス英語を学びたい
過去の関連記事はこちらをご覧ください。
相手の意図を確認する英語表現
会議でのメンバーの発言が不明瞭な場合に、発言内容を確認する事は下記2点のメリットがあります。
- 自分自身が相手の発言を理解する
- (会議の司会者・ファシリテーターをして)相手の発言の意図を正しく参加者に咀嚼して伝える
特に我々日本人も含めて英語ネイティブでないメンバーが多く参加する会議での司会者やファシリテーターと勤める場合には後者の「発言の意図をわかりやすく咀嚼して参加者全員が同じ認識と理解を持てるようにする」能力が重要です。
メンバーの発言が「少しわかりにくいな。」と思ったら遠慮せずに下記のフレーズを使って「発言の意図・真意」を確認して行きましょう。
Could you help me to understand what you say?
「あなたの発言を理解できるように助けて頂けますか?」
丁寧な表現と率直な確認
Could you help me 「助けてください。」と始まるこのフレーズは丁寧な表現で目上の人や顧客相手にも使えるフレーズで汎用性が高いのでぜひ覚えておくと良いでしょう。
一方で率直な表現としては
I don’t think I can understand what you said.
「あなたが言った事がわかっているとは思わない。」
があります。これはかなり強めの表現になるので目上の人や顧客には使わないようにしてください。
Could you elaborate on that?
「それについて詳しく説明して頂けますか?」
Let me put this another way.
「別の言い方をしましょう。」
Let me…
「~させてください」という汎用フレーズです。
例) Let me share my screen?
「画面共有させてください」
このフレーズはCOVID以降ビデオ会議が増え使う機会が多くなったフレーズです。
Here is what I had in my mind.
「これが私の考えていた事です。」
That’s not what I had in my mind.
「それは私の考えていた事ではありません。」
この表現もよく使うのであわせて覚えておくと良いでしょう。
What I’m saying is that…
「私が言いたかったのは~です。」
My idea was…
「私のアイデアは~です。」
Just to clarify…
「少し明確にさせて頂きたいのですが~」
In a nutshell,…
「一言でいえば~」
例)In a nutshell, it is not easy task.
「一言でいえば、それは簡単な課題ではないという事ですね。」
nutshellってなに?
木の実の殻の事をnutshellと言います。
In a nutshell
つまり「木の実を覆う殻に収まるくらい小さい」事から派生して「一言でいうと」と言う表現になります。
まとめ
今回は会議の場において、発言の意図を確認したり、発言内容を要約もしくはわかりやすく言い換え(Paraphrasing)る際に使う英語表現を紹介しました。
会議参加の際に議論にしっかりついていく際には、発言者の発言の意図や趣旨を理解することは重要ですし、あなたがもし会議の司会やファシリテーターをするのであれば、会議参加者全員に共通認識をもってもらう事は非常に重用です。
ぜひ今回紹介した英語フレーズを覚えて会議で使っていってください。
ここまで読んで頂きましてありがとうございました。
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