この記事でわかる事
転職活動をはじめると、転職エージェントと二人三脚で転職活動がはじまります。
私は3回の転職経験があり、エージェントは全員外国人でした。
この記事では下記の事を知っていただく事が出来ます。
- 外国人エージェントって実際どうなのだろうか
- 外国人エージェントでよかった点
- 外国人エージェントで苦労した点
それではさっそく解説して行きます。
外国人エージェントが担当になるケースとは
転職活動で外資系企業への転職を検討しているといずれ外国人エージェントと出会う事が多いと思います。
外資系企業では人事担当者が外国人であったり、転職後も英語が必要とされる事から採用する企業側も外国人エージェントを使っている事が多かったりします。
特に外資系企業でマネジメントやシニアポジションを探している会社は、外国人エージェントの方から積極的にアプローチをかけてきます。
いわゆるヘッドハンティングです。
外国人ヘッドハンターは、それぞれ得意の業界をもっていて優秀な人材がいるとメールであったり電話で積極的にアプローチをかけてきます。
どうやって調べているのかはっきりとはわからないのですが、転職した人や転職を検討してコンタクトしている人を通じて情報を集め、転職市場で価値がありそうな人がいると積極的にアプローチしてくるのだと思います。
私の経験
私の経験を紹介すると、普段はエージェントの方から連絡があっても返信しない事が多いのですが、自分自身が何らかの理由で転職も視野に入れている時に連絡があると、まずは電話で話す事になります。
この時は外国人エージェントなので英語で会話する事になります。
これは憶測ですが、エージェントもあまりよくない人材を企業に売り込むと自身の信用を失う可能性があるので、電話で話しながら英語力を判断しているのではないかと思います。
そこでお互いの同意が得られると具体的な案件の紹介となります。
内容は
- 企業名
- ポジション
- 転職先での主な業務
などです。
給与などは実際に採用が決まりそうになってからの交渉となります。
しかし最初に「いくらくらい欲しいのか」と聞かれる事があるので正直に答えましょう。
具体的案件を見て興味があれば実際の転職活動がスタートします。
ここからはエージェントの協力も得ながら、
書類選考や面接などのプロセスを経て、採用企業のお眼鏡に叶えばオファーレター(条件提示)が届く事になります。
オファーレターの条件や職務内容に納得してサインをすれば転職が概ね決定した事になります。
独自の企業動向・キャリア事例なども提供中【アクシスコンサルティング】外国人エージェントの長所
転職活動におけるエージェントはあなたの重要なパートナー。エージェントの良しあしがあなたの転職を成功に導くのかどうか、そして転職が成功したとしてあなたのキャリアにとって良いものになるのかどうか左右すると言っても過言ではありません。
まずは外国人エージェントと仕事をするメリットを紹介します。
率直なフィードバックを受ける事が出来る
外資系で英語を必要とする仕事をする場合、あなたの英語力に関する率直なフィードバックを得る事が出来るでしょう。
結局のとろこ、もしも面接の準備を万端に整えて仮に転職したとしても、英語力がなければ転職先で苦労する事になります。
率直なフィードバックは重要です。外国人はフィードバックに慣れているので率直な意見をもらえるでしょう。
注意:あなたの英語なら大丈夫を信じてはいけないケースもある
転職エージェントにとっては、転職を成功させてしまえば報酬が入ってくるので稀にいい事しか言わないエージェントがいます。
真摯につきあってくれるエージェントが多数なのですが、エージェント歴が浅かったり業界を転々としているエージェントは少し気を付けた方がいいかもしれません。
エージェントは信用商売的なところがあるので、一般的にはエージェント自身の評判が下がる事はしないと思いますがあまりにもエージェント歴が短かったり、担当する業界が点々と変わっているエージェントには一応気を付けましょう。
企業との交渉がしやすい
オファーレターで納得がいかない条件であった場合、エージェントにお願いして企業と交渉してもらう事が出来ます。
外国人エージェントは企業側にもはっきりと意思表示をして交渉してくれるので心強いパートナーとなるでしょう。
英語面接の準備を手伝ってくれる
面接官が全員外国人なんてケースも結構あるので英語面接の準備は重要です。
よく聞かれる質問やCV(履歴書)を添削してくれたりするエージェントもいるので心強いですね。
外国人エージェントの短所
もちろん短所もあります。短所を紹介します。
押しが強い
転職を勧める圧が強いと感じるケースがあるかもしれません。
中には興味があるだけで始めた転職活動、「自分の市場価値を知りたいな」くらいの気持ちだったのに、エージェントが押しが強くて気が付いたらオファーレターが。なんとなく断れなくて転職。なんて人もいます。
自分の意見や方向性、キャリアプランを明確にして断るべき事ははっきりと断る必要があります。
日本人的な遠回しな断り方ではなく、Noときちんと意思表示しましょう。
コミュニケーションの深さ
自分のキャリアプランを説明する際に英語でのコミュニケーションになるので、自分が伝えたい事が伝わらない事があります。
ここは時間をかけてしっかりと相手に伝わるまで話する必要があります。
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外国人エージェントと転職活動をする際に良しあしについて紹介しました。
外資系に転職するのであれば、結果的に外国的なロー・コンテクスト文化のコミュニケーションを学んでいく必要が出てきます。
外国人エージェントを仕事をする上での苦労は結局あなたが入社後に経験する苦労であったりします。
皆様が良いエージェントを出会い、良い転職活動が出来る事を祈っています。
ここまで読んで頂きましてありがとうございました。
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