外資系企業で働いていたら海外駐在員を勤めていると外国人上司の自宅に招かれる機会があるかもしれません。
特に欧米系の外国人の方は自宅に招いていただく事が多く、日本人からすると「どんな格好で行ったらいいんだろう?」「手土産はいるの?」など様々な疑問が生じると思います。
本日は外国人上司の自宅に招かれた際のマナーに関して紹介していきたいと思います。
自宅に招かれる事って多いの?
私の経験を紹介しますと年に4回くらいは自宅に招いて頂いています。
私の上司はアメリカ人です。自宅に招かれる機会の有無や頻度は上司の方の国籍によるかもしれません。
ちなみに今まで招いて頂いたのは同僚も一緒に招かれる事が通常です。一度だけ一人きりで自宅に招待して頂きました。正直少し緊張しました。
どんな服装で訪問すればいい?
結論から言えば、
清潔感が一番大事。清潔感のある服装で訪問しましょう。
私はシンガポールに住んでいますが、訪問時は
白の仕立てのいいシャツとデニム
で訪問しました。デニムはダメージ加工や色落ちが強いものではなく、インディゴの落ち着いた色合いのものを選びました。
シャツは白か爽やかなブルーの単色と決めています。
ポイントは生地がしっかりとしていて体系にフィットしたものがおすすめです。
体系にあっていないとだらしなく見えてしまう事があるので気を付けましょう。
また、訪問時には上司が普段どのような服装をしているか思い出すといいと思います。その上で時計やバッグなど何か一点、もしくは複数(上司の普段の様子から判断)高級なものを身に着けておくと上司の家族の方の印象も良くなります。
普段ブランドものを沢山身に着けている上司であれば、あなたも上記のように数点なにか身に着けるとよいでしょう。
自宅に招かれた際に靴を脱ぐ文化のある国(シンガポールも靴を脱ぎます)の場合には靴下に穴が開いていない、もしくは開きそうになっていないか念のためしっかり確認してください。
手土産は必要?
手土産は持参しましょう。
私は必ず持参していますし、同僚が一緒の時でも皆手土産は持参してきます。きっと手土産を持参していないと少し気まずい思いをするかもしれません。(ホスト側は気にしていなくても)
上司が困るような物は持参するのはNGです。あまり上司について詳しくないのであれば同僚などに聞いて確認するようにしましょう。
経験から女性は上司の自宅で食事のあとに楽しめるデザートを持参する事が多く、男性は飲み物を持参する事が多いです。
また、シンガポールのように日本のお菓子などが手に入りやすい環境であれば日本のお菓子など持参すると話題にもなってよいと思います。
自宅に訪問する時間は?
5分くらい遅れて訪問するのが良いです。
当然ですが早く訪問してしまうと準備が整っていないかもしれませんし、遅れていくと招いてくれた上司をイライラさせてしまいます。
余裕をもって到着できるようにしておき、自宅のチャイムを鳴らすのは5分遅れくらいにしましょう。
上司のご家族
自宅で食事をする際には上司の奥様や旦那様が参加される事が多いです。
日本人が気を付けたいのが、最初の相手で名前をきちんと聞いて覚えておくことです。
日本人は習慣的に「旦那さま」とか「奥さま」と名前で呼ばない事が多いのでここは盲点です。
外国人は相手をファーストネームで呼ぶので最初に聞き逃してしまうと後の会話に困ります。
私の最初の頃は慣れなくてこのミスをよくおかしていました。
そして難しい名前の場合には正しい発音をきちんと確認するようにしましょう。
最初にこの機会を逃すと後々聞きにくくなるので気を付けましょう。
帰る時間
概ね2~3時間ですが2時間くらいを過ぎたら雰囲気を見て判断しましょう。
夕食ですと18時くらいに招かれる事が多いと思いますので20:30くらいになったら帰るタイミングを計りはじめましょう。
同僚と一緒の時には必ず一人くらいは何らかの用事があって2時間くらいで帰るのでそのタイミングで一緒に帰るのも一手です。
一人の際には帰るタイミングを計りにくいのですが、食事が終わってコーヒーも飲み終わり「もう一杯コーヒーでもいかが?」と聞かれたらあえて時計を確認して「ありがとうございます。大丈夫です。そろそろ帰らないといけない時間ですね。」などと切り出しましょう。
帰る際には招いてくれた上司とご家族に心から謝辞を述べるのをお忘れなく。
まとめ
いかがでしたでしょうか。上司の自宅に招かれたりすると緊張しますしマナーなどわからず困ってしまう事もあるかと思います。
駐在経験で学んだ経験を紹介する事で少しでもお役に立てれば幸いです。
ここまで読んで頂きましてありがとうございました。
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