この記事でわかる事
現役駐在員としてシンガポールの社内で唯一の日本人として働く筆者が「海外駐在員の現実や英語、そして文化」を紹介します。
今回は「海外駐在員の英語力」に関して紹介します。
この記事は下記のような方におすすめの内容となっています。
- 将来海外で働きたい
- 海外駐在委員になりたい
- 海外で仕事をする事に興味がある
私(筆者)の渡航前の英語力
まず、私の渡航前の英語力とスペックを紹介します。
就職前
私はバイリンガルや帰国子女ではありません。また、外国語大学などで英語を集中的に学んだ経験もありません。あくまで中学校から学校の英語の授業で英語を学んでいただけです。
大学3年生の時に「就職活動の際に少しは役に立つかな。」と英検2級をとったくらいで、その際もあまり勉強はしませんでした。
就職後(営業時代)
外資系企業に就職しましたが就職後約10年近く営業をやっていたので顧客は全員日本人、同僚も日本人と英語には縁のない生活が続きました。
外資系企業に勤めているのだから英語は少し話せたらいいなと思い約1年くらい英会話教室に通いました。
しかし週に一度英会話教室に通う程度で英語が話せるようにはなりませんでした。
本社へ転勤
本社に異動となってから状況が変わります。
顧客は相変わらず日本人でしたが、社内に数人の外国人がいて英語を使う機会が出来たり、たまに海外出張に行くようになりました。
そこから英語の勉強を始めました。
駐在開始前
英語の勉強を本格的にはじめて3年くらい経った頃に大きな転機が訪れます。
はじめて外国人が上司になりました。
日々のコミュニケーションも当然すべて英語。この上司も元には私を含め10名ほどの部下がいたのですが、そのうち7名は通訳をつかっていました。
私は直接コミュニケーションをとりたくて通訳なしで英語で会話。
今思えばあの程度の英語力でよく仕事が出来ていたな。笑。と思います。
駐在開始直前
その後駐在開始まで(日本を出るまで)外国人上司が続きました。
駐在開始直前のTOIECの点数は850点まで到達しました。
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ではどうやってバイリンガルでも海外で生活した経験がない私が駐在員として働けるレベルの英語を身に着けたのかを紹介します。
Step 1
本社に異動になってから本格的に英語の勉強を開始しました。
最初は外国人が送ってくるメールの意味がわからないくらい低レベルな英語力でしたので、高校の時に使っていた英文法や英単語の参考書をお風呂で湯舟に浸かりながら勉強する事からはじめました。
英文法に関してはポストイットに書き出して一日一構文暗記しました。
3ヵ月くらい継続していく中で英語のメールを大体理解し、返信する際の英語の文章を書くのも時間がかからなくなっていきました。
Step 2
ところが、そのあとに気づいたのが
外国人との会議で彼らが何を言っているのかほぼ聞き取れない事実でした。
そこで始めたのが
アルクの通信講座「1000時間ヒアリングマラソン」です。
リスニング、シャドーイングなどなど本当に優れた教材であったにも関わらず販売中止になってしまったとの事です。とても残念です。
約2年間、毎朝早めに出社しては会社の下にあったモスバーガーで毎日1時間英語の勉強をつづけました。
2年後には英語のリスニングで困る事が少なくなりました。
Step 3
しなしながら、英語が読める、書ける、聞けるようになったにも関わらず
実際に英語を話してみると、たどたどしく自分の言いたい事を伝えられないフラストレーションを感じる事に。
そこで始めたのが実際にネイティブの英語話者と話す事です。
インプットに数年かけて来たのでそろそろアウトプットを重視しようという事で始めたのが
CAMBLYです。
仕事をしているとなかなか英会話教室に通う時間をつくるのが難しかったりしますが、CAMBLYは好きな時間や隙間時間にネイティブと会話が出来るのがとても便利です。
約半年、ほぼ毎日ネイティブ相手にアウトプットを継続しました。
無料トライアルもあるので一度試してみてはいかがでしょうか。
今すぐ無料トライアル!【Cambly(キャンブリー)】まとめ
バイリンガルや帰国子女でなくても海外駐在員として働いたり外国で働く事は可能です。
しかしながら英語の勉強に時間をかける事が大切です。
日本人でも綺麗な日本語の話し方を学んだり手紙の書き方を学ぶように、語学は生涯学習です。
焦らずサボらず勉強を継続しましょう。
ちなみに私が現在取り組んでいるのは
「発音」
です。またの機会に投稿したいと思いますが、日本人の発音は癖があるので外国人に伝わらない事があります。。。
本当に日々学習ですね。
今後も英語学習や海外駐在に関しての記事を投稿して行きます。
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ここまで読んで頂きましてありがとうございました。
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