この記事でわかる事
勤めている会社が突然合併(対等・買収)した場合社員である我々はどうなるのか。経験談を紹介します。
注意:あくまで筆者個人の経験談ですので全員に当てはまるわけではない事をご注意ください。
こちらの記事の内容は下記Youtubeでもご覧いただけます。よろしければ見て頂けますと嬉しいです。
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経験談② 管理職として
背景
はじめて社会人として勤めた会社は日本でも数千人の社員をもつ大手外資系企業でした。
紆余曲折ありましたが、運よく本社で働く機会を得た私はとある製品の企画部門に配属になりました。
ポーロフォリオの中で重要な製品の一つではあったのですが、競合品がバージョンアップしてきたことで担当製品がかなりシェアを取られてしまい、私の担当製品はCash Cow、つまりあまり投資はせずに製品自体をいかにソフトランディングさせるのかが私の仕事となってしまいました。
転職
野球で言うと「敗戦投手」。いかに製品をそれなりに終わらせるのか。
当時はまだ若手だった私は「面白くない。やってられるか。」と転職を決意。
転職先は日本支社に200名も社員がいないベンチャー企業。
でも何でもやれるしやりがいを感じて仕事をしていました。
そして初めての管理職。部下も出来ました。
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ベンチャー企業の弱いところは製品ポートフォリオが少ないところ。
私の勤めていた会社も主力品にリコール騒ぎが発生し、あっという間に株価が急降下。
そして買収の憂き目にあう事になりました。
新しい上司からの言葉。そして転職
私の扱う製品は特殊性が高かったため、すぐに誰かが代わりをする事が出来ません。
新しい上司からは「会社に残って欲しい。1年残って欲しい。」と言われました。
という事は1年後、私のノウハウを渡したあとは必要ないという事だ。と思い自身の将来を考えてここで次の会社への転職を決めました。
建築・建設業界専門への転職会社を去るにあたって心残りだった事
ストックオプション
外資系は定年退職金が少ない事が多く、その代わり株をもらう事があります。私も株をもっていたのですが1年以内に転職すると権利を発動出来ないようになっていました。
ですので実質株で得られたはずの報酬はもらう事をあきらめました。
部下の存在
はじめての部下だったので「私が辞めると部下はどうなってしまうのだろうか。」ととても気になりました。
その部下は会社に残り今では管理職。あまり気にする必要ななかったのかもしれません。
私以外の管理職
殆どの管理職は次のチャンスを見つけて転職しました。
これは私がつとめていた企業がベンチャー企業であったため社員もみなチャンスに貪欲。そういった背景があるのかもしれません。
当然大手企業独特の雰囲気・文化に馴染めなかった人もいたようです。
【KSキャリア】まずは無料相談してみるまとめ
実務者と違い管理職は1人いれば十分(2社合併だから1+1=2にはならない)という事だと思います。
特に大きな会社で勤めていると起こりうるリスクは、管理職になったからといってそのポジションにあぐらをかいて実務を怠る事です。
これはもしも会社が合併になって時はとても危険だと思います。
いつでも実務者に戻れるくらいのノウハウ、もしくは絶対に負けない何かを身に着けておくことが重要だと思います。
注意:あくまでも筆者の個人的経験と見解です。ご留意ください。
私が経験した社内抗争に関してYouTubeに投稿しています。かなら長い話なのですが興味があればご覧ください。
ここまで読んで頂きましてありがとうございました。
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